簡単にでもいいから記録しておかないと、その映画から受け取った感情を忘れそうな気がしてものすごくもったいない気がするからです。
『猿の惑星』
1968年製作なのに、なぜか全く古くささを感じなかった。立場が逆転した目線からの人類史(猿人史?)という発想も面白かった。何よりも制作された時代の、未来に対する考えや憧れが垣間見えて無性に感動してしまった。タイムスリップをしたような気分。
『天使と悪魔』
原作であるダン・ブラウンの小説は読んでいたし、観るのも初めてじゃありません。映画は迫力を持たせるためにミステリーよりもサスペンス色がより強く描かれている。見返してみると、なるほどここがこの場面につながる伏線だったのかというシーンが多く、作り込みの深さに感動した。無駄のない面白い映画だった。
『マンマ・ミーア』
ムーランルージュを想像してたから、こんなミュージカルもあるんだとびっくりした。メリルストリープのはっちゃけた役を観るのは初めてだったからこれまた新鮮な感じ。爽快感に満ちあふれている映画だった。
『八日目の蝉』
希和子と娘・薫(恵理菜)の別れのシーン、希和子の最後の言葉はまぎれもなく母親の言葉だった。中絶や流産して、注ぎたくても注げない愛情がある。最後に、薫(恵里菜)が愛情を取り戻したことで、愛情は長さじゃなく密度なんだと思った。
『半沢直樹』
一刻を争い奔走する様は、ハリウッドの映画を連想した。爆発やアクションはないけれど、人間の感情をこれでもかというほど克明に描き、緊迫感を持たせていたこの作品は、日本的アクション、日本的ハリウッドだと強く感じた。ちなみになぜハリウッドのようだと感じたかという理由は展開がとてつもなく早いから。作中の音楽とか展開とか『ブラッドダイヤモンド』を彷彿とさせる演出が結構あったように感じた。
『リーガルハイ』
きれいな女優がコメディにでるとものすごく共感を覚えるのはなぜだろうか。
基本的にはただひたすら心情を追うだけで、画面的に動きのない恋愛系ドラマがおれは好きではないから、コメディ系の展開の早いドラマは大好きである。ゆるコメでもいいからコメディドラマwithちょっとしたシリアスのドラマはもっと増えてほしいなぁ。
映画(ドラマ)の嗜好っていうのはだんだんと変化してくるもんだとしみじみ実感しております。
というのも、中学生・高校生の頃は勧善懲悪のヒーロー物とかアクション映画が好きだったんじゃけど、大学生になるとドキュメンタリーとかドキュメンタリー風の映画(Blood Diamond)も面白いなと思うようになったし、ゆるコメ(キサラギや亀は意外と速く泳ぐ)にも興味がわきました。アクションのように映像として迫力ある映画じゃなく、話の作り込みや役者の演技が素晴らしい作品にも目が向くようになりました。大学生後期から、バッドエンドの作品にも感動を覚えるようにもなり、これは現実ってそんなに甘くないよなぁと思わせるからだと個人的には考えています。それも最近は変化していき、結論の曖昧な映画、どっちが悪いか分からない映画もそれなりに味があるよなぁと思い始めてきました。おくりびとのように結論が1つではないであろう映画を観終わってからあれやこれやと考える映画もまた楽しみの1つです。
もちろん、アクション映画は稚拙でこどもが観るものだとは思いません。完全なる息抜きとしてアクション映画を観ることも多々ありますから。ただ、自分の考え方が変化するにつれて観たいと思う映画の幅が増えたことがたまらなく嬉しいんです。
昔観た作品をもう一度観返して、今の自分はどんな感情をもつのか、どんな変化があるのか、それがちょっと楽しみです。
では、そろそろLostの続きを観ようと思います。
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